夫婦東南アジア旅day7.ベトナムフエ観光編🇻🇳~世界遺産フエ王宮とカイディン帝廟~

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ベトナム古都フエには、いくつもの立派な帝廟と王宮があります。

私たちは丸一日掛けて、そのうちのいくつかをバイクで回りました。

バイクのレンタル料は1日150,000VND。

日本円で約820円程です。


カイディン帝廟

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フエ市内からバイクで20~30分走ったところにあるのは「カイディン帝廟」

第12代皇帝カイディン帝の陵墓です。


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とにかく、入り口からすごいです。

豪華であり、手が凝っていて、荘厳そのもの。


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皇帝に仕えていた兵士達でしょうか。


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入り口だけで十分凄いのですが、一番凄いのは、内装です・・・!


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凄まじいほどの装飾の数々。

この天井の龍の迫力。

このカイディン帝像の下に、皇帝の遺体が安置されている様です。

そして実はこのカイディン帝廟は、
フランスのバロック様式とアジアの様式が混ざり合った、とても珍しい装飾が施されているのです。


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このタイルアートは他ではなかなかお目にかかる事はできません。

アジア各地から美しい陶磁器や瓶を集め、それを材料に作られているようで、一片一片が美しすぎる・・・


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このカイディン帝廟、大きさ的には他の帝廟に比べて小さめであるようです。

ただ、この過剰なほどの装飾を施すため、当時税金を20%上げてまで完成させたために国民の反感はかなり大きかったらしいです。


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それでもこうして今、世界各地から人々が訪れる場所となっているのです。


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内部の装飾は本当に圧巻で、私たちは終始「なんだこれ凄い・・・」と呟いていました。

一生に一度、訪れる価値があると思います。

ちなみに料金は
大人 : 100,000VND (日本円で約550円)
こども(7-12歳) : 20,000VND (日本円で約110円)

ちなみに、入り口の龍の瞳にはフランスワインの底が使われており、
帝廟内部の装飾には、日本のビール瓶も使われているようです。

私たちはその時知らなかったのですが、NIPPONの文字が書かれているビール瓶のカケラがある様なので、訪れた際には是非探してみてください。

※帝廟の内部では、肩の出る衣服や、あまりに露出の多い服の着用がNGなので、
そういう時のために薄手のストールが一枚あると良いと思います。

ただ、無料でストールの貸し出しもしていたので、忘れた場合は借りることができます。
(みんなが使ってそのままポイっとしたものをまた誰かが使うというスタイルです。みんな暑くて汗だくですし、気になる方はストールを持ち歩くと良いかもしれません。)

トゥドゥック帝廟

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さて、お次はどこか琉球を感じさせる様な「トゥドゥック帝廟」


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こちらの帝廟、元はトゥドゥック帝が生前に別荘として建設させたものらしく、

そのため他の帝廟と違い、ひらけた空間の中にどこかのんびりとした空気が流れています。

大きな蓮池では、トゥドゥック帝が実際に釣りを楽しんでいたと言われています。


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別荘として建設されたものをその後帝廟として用いているので、敷地がとても広大なんです。

とても暑いベトナムの太陽の下、歩き回るのが大変!笑

蓮池のほとりの離れの小屋でひと休み・・・

でも、静かでとても美しい場所です。


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中では、皇帝の衣装を着て記念撮影もできる様です。

天井に描かれた星座が印象的でした。


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どちらかというと静かで落ち着いた建築ですが、装飾の美しさは負けてはいません。


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本当に見切れないくらい大きかったので、確実に全て回りきれていない自信があります。

皆さんも是非、休憩を挟みながら広大なこの場所をお散歩してみてください。

入場料 : 100,000VND (日本円で約550円)

※肩の出る衣服や、あまりに露出の多い服の着用がNGなので、そういう時のために薄手のストールが一枚あると良いと思います。



世界遺産フエ王宮

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さて、最後はフエ王宮です。


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1802年から1945年まで、143年もの長い間、ベトナムの王朝が置かれた「グエン朝王宮」。

ベトナム最後の王朝です。


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ベトナム戦争の際に大部分が破壊されてしまった様ですが、今では修復が進み、元の美しい姿を取り戻しつつある様です。

私たちが訪れた際も、敷地の後方の建物は修復中でした。


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こちらでは伝統的な楽器の演奏を鑑賞することができます。

日が傾いてきた午後、美しい音色に思わず皆足を止めてしまいます。

1日に何度か演奏会が行われている様でした。

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朱色が用いられた王宮は、青空に映えます。

ただこの王宮、約3.6平方キロメートルという、またしても広大すぎる敷地のため、見るのが大変です!

ただ、どの建物も創意工夫が凝らされていてあまりに美しいため、ついつい時間を忘れてその装飾にうっとり見入ってしまいます・・・


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ただ、暑いシーズンには水分補給を忘れずに!

偶然ここで出会った、ベトナムのキャップを被ったアメリカ人の青年は「もう暑いし広いしクタクタだよ〜」とぼやいていました笑

ただ、とても嬉しそうにたくさんの写真を撮っていました。


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屋根を見上げれば、所々になんとも可愛い装飾が!

こういう工夫が、人々を見入らせるのですね・・・


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なんとも可愛い・・・


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大きく立派な鉢もたくさんあります!


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この伊達な色使いがなんともベトナムらしさを感じさせます。


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至る所に・・・!


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こういった門が王宮の中には数多く見られます。


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細部まで美しいですね・・・


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丸一日居られるくらい、大きくて見応えがある場所でした。

是非ゆっくりご覧になってください。


入場料
大人 : 200,000VND(日本円で約1,100円)
子ども : 40,000VND(日本円で約220円)
※フエ王宮とフエ宮廷骨董博物館の入場料込


※敷地内の場所によっては肩の出る衣服や、あまりに露出の多い服の着用がNGなので、そういう時のために薄手のストールが一枚あると良いと思います。無料の貸し出しもありました。

ちなみにバイクを停める場所ですが、王宮の敷地内に入ってしまうと駐輪料金が取られてしまう様なので、私たちは王宮へと渡る橋の手前左側のスペースにバイクを停め、そこから少し歩いて王宮まで向かいました。



チャーミングなフエガール

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王宮を見た後にカフェでひと休みしていると、隣に座っていた女の子がいきなり「日本人ですか?」と声をかけてきました。

このチャーミングな女の子は、なんとフエの大学で日本語の勉強をしているといいます!

そして今年度の卒業らしく、なんと将来は日本語の先生になりたいと!

日本語を教える家庭教師のバイトをしているらしく、カフェではその教材作りをしていたみたいです。

声をかけてくれるのって、本当に嬉しいです。

素敵な出会いに感謝!

いつかまた、日本に遊びに来てね〜〜!

旅のスケッチ

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