種まくタネマフタ


こんにちは。

Tui工房のなつみです。

「種まくタネマフタ」とは、

わたしたち夫婦二人の旅の記録です。


ニュージーランドで出会って結婚し、これから北海道に移住して民宿を始めたい夫婦ふたりが、

色々な景色や食べ物、暮らしや人々と出会うために、

世界と日本の様々な場所を転々と辿り、旅したその記録、いわゆる旅行記です。

この「タネ・マフタ」とは、

ニュージーランドの原住民マオリの神話に登場する森の神様の名前であり、

ニュージーランドに現存する、樹齢2000年を超える「カウリの木」名前でもあります。

“わたしたちの小さな足跡が
芽吹いて大きな森になりますように”


そんな想いを込めて、私たちの旅と出合いと成長の記録を旅のスケッチと共に書き留めています。

そして、同じく旅や出会いが好きな方たちと繋がれるきっかけとなりますように。



                

  *NZの最北端にあるCape Reinga / 無印のノートにスケッチしたもの



マオリの神話

Tane Mahuta(タネ・マフタ)は、父である天空の神Ranginui(ランギヌイ)と、母である大地の神Papatuanuku(パパトゥアヌク)の間に生まれた。
天と地は、お互いに絡まるように抱き合ったまま一体であったため、この空と地の間には世界がなく、光も入らない暗闇だった。
そんな二人の間から生まれたTane Mahutaは、天地を分け、世界を広げるように押し上げてその境に空間をつくった。
するとその空間に光が差し込み、植物が芽吹き、そこに様々な動物息づいた。こうして森が生まれ、大地を潤した。

森に住む全ての生き物は、タネ・マフタの子である。

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