夫婦東南アジア旅day8. ベトナム🇻🇳古都フエ→南国のリゾート地ダナンへ~南北鉄道で海沿いを走る~

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さて、正直めちゃくちゃ名残惜しいですが、フエに別れを告げ今日はダナンまで南北鉄道で南下します!


フエのおしゃれカフェ「Nook Eatery」で最後の朝食

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フエはとにかくおしゃれで美味しいカフェやレストランがたくさん!

フエ最後の朝食は、「Nook Eatery」というカフェへ。


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ハンドメイドのフルーツグラノーラ!

スイカ、パイナップル、ココナッツ、マンゴー、ドラゴンフルーツ・・・

どれもとてもフレッシュで水々しく、甘くて美味しいです。


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なんとグラノーラまで手作りなんです・・・



ローストココナッツやアーモンド、オーツなどなど、たくさんの素材が入っていて、ほんのり甘くて香ばしくて、美味しい〜!

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こちらはなおちゃんが頼んだモーニングプレート。

ボリュームがすごい。

そしてボリュームだけでなく、味も絶品なんです・・・

なんとこれで500円・・・信じられない・・・!


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ドリンクは、アイスココナッツコーヒーと、フルーツティーを頂きました。

店員の女の子もとても親切で可愛いかったです。

ベトナムの女の子って、本当にチャーミングで頑張り屋さんで素敵だなぁ〜。


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フルーツティーは、ライムレモンハニー風味でさっぱりしていて、朝に丁度良いお味でした。


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店内の装飾もとても可愛いんです。

ベトナムランタンに、この壁の色がたまらなく可愛い!


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緑もたくさんあって、掃除も行き届いていて、とても丁寧なカフェです。

人気があるのもうなずけます。

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禁煙マークもベトナム風で可愛い。


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ちなみにこのお店でもらった名刺がかわいいんです!

裏をめくるとなんと・・・


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ベトナム語での挨拶が書かれています!素敵。

これを見ながらスタッフの女の子と「Thank youは、日本語では”ありがとう”だよ〜」と思わず話が弾みました。

いつか私たちが夢である民宿を開く際には、こんな名刺を作りたいな。


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フエは、ベトナムの中で私たちが最も「また行きたい!」と思う場所でした。

2日しか滞在しなかったのをとても後悔しています・・・

せめてもう一泊していたら、あの屋台のチェーをもう一度食べれたね、と、今でもなおちゃんとよく話します。

本当に素敵な街なので、フエに行かれる際には是非ゆっくり滞在してみてください。


南北鉄道でDa Nang(ダナン)へ

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昼過ぎ、フエの鉄道ステーションから南北鉄道に乗り込みます。

私達のホテルからステーションまでは歩いて20分ほど。

いつもなら楽々と歩く距離ですが、暑い中荷物を持って歩くとなかなか長い20分でした。


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フエの駅です。

フエ→ダナンの移動には、主にバスと鉄道があります。

私たちが鉄道を選んだ理由は、
フエからダナンまでの道中は海岸沿いを走るので、海を見下ろす景色がとても綺麗だとニンビンのホテルのホストに聞いたからです。

ちなみに値段はふたりで184,000VND。

日本円に換算すると一人あたり500円程なので、値段的にもとても安いです!


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列車がやってきました。

約2時間半の旅が始まります。


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出た!ベトナム列車お馴染みの車内販売!

私たちはお腹いっぱいで食べられなかったけど、いつもとても美味しそうな匂いがするので、いつか食べてみたいです。

ちなみに南北鉄道の車内には熱湯も用意されているので、カップヌードルを買って食べている人も多くいます。


車窓から海を眺めながら

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フエを出発して1時間ほどで、海が見えてきました。


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確かに良い眺めです。

ただ、列車の窓が汚すぎるので、あまり綺麗に見えませんでしたがその辺りはご愛嬌。

綺麗過ぎないほうが、旅感があって良いじゃない。


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沿岸沿いでは、景色を楽しめる様に列車は少しゆっくり走ってくれました。


Da Nangのホテル

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無事ダナンへ到着。

ホテルまでは駅からかなり距離があったので、駅前のタクシーに乗りました。

今回の旅で初めてのタクシーです。


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ホテルは駅からは遠いですが、海沿いの良い立地!

のんびり過ごすのにもってこいの場所です。

そして斜向かいのおうちに柴犬っぽい犬が〜〜〜〜!


夕方のビーチを散歩

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ホテルから2〜3分歩けば、すぐビーチです。

夕食の前に、夕方の海辺を少し散歩。


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リゾート感が漂うこの街は、また違ったベトナムの顔を見せてくれます。


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心地の良い風。

ビーチは夕方の海を楽しむ現地の人や、観光客で賑わっていました。


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サーフボードに描かれたアートが可愛いです。


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せっかくなのでフォトスポットで記念写真を一枚。


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海は夜18:00まで遊泳可能で、子ども連れやカップルで賑わっていました。

子の時期、夕方には少し涼しくなってくるので、外でチルするのに最適です。


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アジア人の観光客も多く、日本からも直行便があるおかげか、日本人もちらほら見かけました。

また、ダナンには韓国資本がかなり進出してきている様で、
韓国料理店や韓国のスーパーマーケットが点在し、至る所でハングル文字を見かけました。


フォーとブンの美味しいレストランへ

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夕食は、フォーとブンが美味しいというレストランへ!

こちらはブン。春巻きトッピングを選びました。

スイートチリソースをお好みでかけていただきます。

さっぱりしていて、とても美味しかったです。

ちなみにフォーも、スープの味がしっかりしていてとても美味しかったです!

他のメニューも食べてみたくなる良いレストランでした。

オーナーさんが日本人らしく、スタッフの皆さんは日本語が少ししゃべれる様でした。


ダナンの美しい夜のビーチ

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夕食後は、ライトアップされた夜の海辺をのんびり歩きながら帰りました。


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夜風が心地良くて、このクッションに座ったら気持ちよく寝れそうです。

スタンドバーでドリンクを買って、砂浜のクッションに沈みながら、海を眺め夜風を浴びる・・・

ダナンの夜は、今まで見てきたベトナムとは全く違ったものでした。


日記と家計簿

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ホテルへ戻り、恒例の日記と家計簿。

今日の日記はなおちゃんの番です。

もちろん書けない日もあり油断すると溜まりがちですが、
やはり3日経つと記憶が薄れて思い出し辛くなってしまうので、なるべく3日以上は溜めないように頑張っています。

家計簿は、屋台だともちろんレシートが出ないため、どちらかがLINEのメモに走り書きをし、夜にまとめてノートへ書き出します。

家計簿をつけている理由としては、
現在私たちは口座が別々なので、なるべくトントンになる様にお金を払う目安になる様に。

あとは、相場がわかると今後の旅の目安になるからです。

さて、明日はバイクを借りて、ダナン周辺をまわります!


旅のスケッチ

夫婦東南アジア旅day7.ベトナムフエ観光編🇻🇳~世界遺産フエ王宮とカイディン帝廟~

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ベトナム古都フエには、いくつもの立派な帝廟と王宮があります。

私たちは丸一日掛けて、そのうちのいくつかをバイクで回りました。

バイクのレンタル料は1日150,000VND。

日本円で約820円程です。


カイディン帝廟

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フエ市内からバイクで20~30分走ったところにあるのは「カイディン帝廟」

第12代皇帝カイディン帝の陵墓です。


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とにかく、入り口からすごいです。

豪華であり、手が凝っていて、荘厳そのもの。


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皇帝に仕えていた兵士達でしょうか。


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入り口だけで十分凄いのですが、一番凄いのは、内装です・・・!


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凄まじいほどの装飾の数々。

この天井の龍の迫力。

このカイディン帝像の下に、皇帝の遺体が安置されている様です。

そして実はこのカイディン帝廟は、
フランスのバロック様式とアジアの様式が混ざり合った、とても珍しい装飾が施されているのです。


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このタイルアートは他ではなかなかお目にかかる事はできません。

アジア各地から美しい陶磁器や瓶を集め、それを材料に作られているようで、一片一片が美しすぎる・・・


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このカイディン帝廟、大きさ的には他の帝廟に比べて小さめであるようです。

ただ、この過剰なほどの装飾を施すため、当時税金を20%上げてまで完成させたために国民の反感はかなり大きかったらしいです。


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それでもこうして今、世界各地から人々が訪れる場所となっているのです。


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内部の装飾は本当に圧巻で、私たちは終始「なんだこれ凄い・・・」と呟いていました。

一生に一度、訪れる価値があると思います。

ちなみに料金は
大人 : 100,000VND (日本円で約550円)
こども(7-12歳) : 20,000VND (日本円で約110円)

ちなみに、入り口の龍の瞳にはフランスワインの底が使われており、
帝廟内部の装飾には、日本のビール瓶も使われているようです。

私たちはその時知らなかったのですが、NIPPONの文字が書かれているビール瓶のカケラがある様なので、訪れた際には是非探してみてください。

※帝廟の内部では、肩の出る衣服や、あまりに露出の多い服の着用がNGなので、
そういう時のために薄手のストールが一枚あると良いと思います。

ただ、無料でストールの貸し出しもしていたので、忘れた場合は借りることができます。
(みんなが使ってそのままポイっとしたものをまた誰かが使うというスタイルです。みんな暑くて汗だくですし、気になる方はストールを持ち歩くと良いかもしれません。)

トゥドゥック帝廟

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さて、お次はどこか琉球を感じさせる様な「トゥドゥック帝廟」


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こちらの帝廟、元はトゥドゥック帝が生前に別荘として建設させたものらしく、

そのため他の帝廟と違い、ひらけた空間の中にどこかのんびりとした空気が流れています。

大きな蓮池では、トゥドゥック帝が実際に釣りを楽しんでいたと言われています。


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別荘として建設されたものをその後帝廟として用いているので、敷地がとても広大なんです。

とても暑いベトナムの太陽の下、歩き回るのが大変!笑

蓮池のほとりの離れの小屋でひと休み・・・

でも、静かでとても美しい場所です。


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中では、皇帝の衣装を着て記念撮影もできる様です。

天井に描かれた星座が印象的でした。


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どちらかというと静かで落ち着いた建築ですが、装飾の美しさは負けてはいません。


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本当に見切れないくらい大きかったので、確実に全て回りきれていない自信があります。

皆さんも是非、休憩を挟みながら広大なこの場所をお散歩してみてください。

入場料 : 100,000VND (日本円で約550円)

※肩の出る衣服や、あまりに露出の多い服の着用がNGなので、そういう時のために薄手のストールが一枚あると良いと思います。



世界遺産フエ王宮

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さて、最後はフエ王宮です。


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1802年から1945年まで、143年もの長い間、ベトナムの王朝が置かれた「グエン朝王宮」。

ベトナム最後の王朝です。


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ベトナム戦争の際に大部分が破壊されてしまった様ですが、今では修復が進み、元の美しい姿を取り戻しつつある様です。

私たちが訪れた際も、敷地の後方の建物は修復中でした。


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こちらでは伝統的な楽器の演奏を鑑賞することができます。

日が傾いてきた午後、美しい音色に思わず皆足を止めてしまいます。

1日に何度か演奏会が行われている様でした。

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朱色が用いられた王宮は、青空に映えます。

ただこの王宮、約3.6平方キロメートルという、またしても広大すぎる敷地のため、見るのが大変です!

ただ、どの建物も創意工夫が凝らされていてあまりに美しいため、ついつい時間を忘れてその装飾にうっとり見入ってしまいます・・・


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ただ、暑いシーズンには水分補給を忘れずに!

偶然ここで出会った、ベトナムのキャップを被ったアメリカ人の青年は「もう暑いし広いしクタクタだよ〜」とぼやいていました笑

ただ、とても嬉しそうにたくさんの写真を撮っていました。


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屋根を見上げれば、所々になんとも可愛い装飾が!

こういう工夫が、人々を見入らせるのですね・・・


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なんとも可愛い・・・


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大きく立派な鉢もたくさんあります!


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この伊達な色使いがなんともベトナムらしさを感じさせます。


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至る所に・・・!


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こういった門が王宮の中には数多く見られます。


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細部まで美しいですね・・・


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丸一日居られるくらい、大きくて見応えがある場所でした。

是非ゆっくりご覧になってください。


入場料
大人 : 200,000VND(日本円で約1,100円)
子ども : 40,000VND(日本円で約220円)
※フエ王宮とフエ宮廷骨董博物館の入場料込


※敷地内の場所によっては肩の出る衣服や、あまりに露出の多い服の着用がNGなので、そういう時のために薄手のストールが一枚あると良いと思います。無料の貸し出しもありました。

ちなみにバイクを停める場所ですが、王宮の敷地内に入ってしまうと駐輪料金が取られてしまう様なので、私たちは王宮へと渡る橋の手前左側のスペースにバイクを停め、そこから少し歩いて王宮まで向かいました。



チャーミングなフエガール

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王宮を見た後にカフェでひと休みしていると、隣に座っていた女の子がいきなり「日本人ですか?」と声をかけてきました。

このチャーミングな女の子は、なんとフエの大学で日本語の勉強をしているといいます!

そして今年度の卒業らしく、なんと将来は日本語の先生になりたいと!

日本語を教える家庭教師のバイトをしているらしく、カフェではその教材作りをしていたみたいです。

声をかけてくれるのって、本当に嬉しいです。

素敵な出会いに感謝!

いつかまた、日本に遊びに来てね〜〜!

旅のスケッチ

夫婦東南アジア旅Day7 ベトナム🇻🇳フエのグルメ

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ベトナムの古都フエ。

フエは本当に美味しいもので溢れているので、今回はフエのグルメを紹介したいと思います。


Bun Bo Hue(ブン・ボー・フエ)

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ホテルの近くに、とても良い感じのレストランが何軒か並んでいたので、
そのうちのひとつで遅めの朝ごはんを頂くことに。


お店の名前は「Family Home」です。


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実はこの日9/19は私たちの結婚記念日でした!

1年前には、まさか翌年はベトナムで結婚記念日を祝うなんて思っていませんでした笑


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さて!こちらが私たちが食べたかった「Bun Bo Hue(ブンボーフエ)」です!

ブンとは、米粉の麺の一種で、フォーが平麺なのに対して、こちらは丸麺。

太さはスパゲッティーのような感じです。

ちなみに、ボーは牛肉という意味なので、フエ発祥のベトナム牛肉麺という意味合いになります。

これがまた具沢山で美味しいのです!

牛肉がメインですが、加えてホルモン系の具材も色々入っているので、「これはなんだろう?」とひとつひとつが新鮮で、食べる楽しみがあります!

スープはさっぱりとした甘辛味。

}とても食べやすい味なので、日本人はかなり好きな人が多いんじゃないでしょうか。


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こちらは海鮮のフライドヌードル(焼きそば)。

海鮮塩焼きそばみたいな味で、間違いなく美味しいやつです・・・!

味付けがちょうど良くて、止まらない〜〜!


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ベトナムスタイルのアイスコーヒーと一緒に。


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私はベトナムティーをいただきました。

こちらのお店、なんとスタッフの人が日本語を少し喋れると気さくに話しかけてくれました!

ずーっと昔、学生だった頃、日本語を学校で習ったそうです。

こんな風に異国で日本語を使ってコミュニケーションを取ろうとしてくれること自体に感動します。

美味しくて素敵なおもてなしのある、あたたかいレストランでした!


フエ名物ソルトコーヒー

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フエに来たら飲みたかったもの、それはSalt Coffee(ソルトコーヒー)!

「PinHolic」というフエで人気のお洒落なカフェでいただきました。

コンデンスミルクとミルクフォームに塩が溶け合った、
美味しそうな白い綿雲のような液体があらかじめグラスに注がれています。

そのグラスにベトナムスタイルのドリッパーをセットし、
ロブスタの濃く苦いベトナムコーヒーがドリップされていくのをのんびり待ちます。

真っ白な上にぽた、ぽた、と滴る黒色が綺麗。

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味はとにかく、「え、何これめっちゃ美味しいんだけど!!」です!

塩がとても良い塩梅に効いていて、コンデンスミルクの甘ったるさを緩和してくれているので、
普通の甘いベトナムコーヒーより飲みやすくて、美味しい!ハマります!

味は、例えるなら塩キャラメル風味のコーヒーのようなイメージでしょうか。


ベトナム中部地方を彩るフルーツティー

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そして私が頼んだのが「ライチローズティー」

フレッシュライチジュースとアイスティーを割って、そこにローズジャムを少し加えてあるのでしょうか。

底に沈んだピンクの花弁が綺麗です。

ベトナム中部のフルーツティーは、見た目も麗しいし、とっても水々しくて美味しくて、そして安い!!

大粒のライチがぷりん!っと乗っかってくるのが嬉しいです・・・

日本でももっとこういったカフェ文化が発達したら絶対売れるのに、、、


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ここのカフェも、もう一度行きたかったなぁ・・・


フエの郷土料理Banh Beo(バン・ベオ)

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こちらはフエの伝統的な食べ物「Banh Beo(バン・ベオ)」です。

小皿の上に、タピオカ粉の生地を蒸し固め、その上に干し海老とカリカリに揚げた豚の皮がトッピングされています。

さっぱりとした甘酸っぱいタレをつけていただきます。

ひとつひとつが小さいので、つるん!もちっ!と平らげてしまいます。

みんなで食事を囲む文化のあるベトナムでは、シェアして食べるのでしょうか。


バナナの葉で包まれたBanh Nam(バンナム)

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こちらは「Banh Nam(バン・ナム)」

バナナの皮に包まれた、薄い何かが5枚ほどお皿に乗っかって運ばれてきました。


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中はこんな感じ。

こちらもBanh Beo(バン・ベオ)のように、タピオカ粉を使った郷土料理です。

タピオカ粉の生地に海老のすり身を練り込んだものを、バナナの皮に包み蒸しあげたもの。

こちらも美味しかったのですが、少し薄味だったので、個人的には醤油を着けて食べたくなりました。

やっぱりどこへ行っても日本人ですね。


ベトナム至上一番美味しかったフエのChe(チェ)

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フエの中で私たちが一番忘れられないのが、この屋台のチェー!

小柄でチャーミングなお姉さんが、夜になると屋台を引っ張ってきてオープンします。


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カラフルな甘いものが入ったお鍋がずらり!

その中から好きな具材を選べます。まるで夢のような光景です・・・

「チェー・タプカム(chè thập cẩm)」と言うと、色々ミックスしてくれます。

ちなみにタプカムは「ミックス」という意味。

この可愛らしいなお姉さんが、テキパキとカラフルなチェーを盛り付けてくれます!

具材はライチなどのフルーツから、ココナッツミルク、タピオカ、ゼリー、お芋などなど、大きなカップにずっしり…これでなんとお値段、日本円で120円!

フエ名物は、なんと揚げた豚肉の入ったもちもち団子!

このおかず的な具材、フエの人でも好き嫌いが分かれるようですが、好きな人はドはまりするという物…

ちなみに私達は好きでした!甘しょっぱさが、クセになる〜!


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チェーはこんな風にカップへ入れてくれます。

手提げのビニール袋の中に氷をジャカジャカ入れ、その中にこのカップを入れてくれるので、

持ち帰ってもひんやりした美味しいチェーが食べられます。

このチェーを思い出す度に、フエが少し恋しくなります。


旅のスケッチ

〈”Family Home”のベトナムコーヒー〉

夫婦東南アジア旅Day6. ベトナム古都フエ

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穏やかな風が吹くベトナムの古都、フエ。

フエは、日本人がついつい居着いてしまうという魅力的な街言われています。


寝台列車の朝

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時刻は朝6:30。

車窓からは朝焼けの田舎道が見えます。

フエまではあと2時間半ほど。

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寝台列車の中はこんな感じ。

私は二段ベッドの下、なおちゃんは上。

梯子も何もなく、壁に足をかけるステップがひとつだけあるという感じだったので、
身長の低い人は、上の段に少し行きづらいかもしれません。

部屋は4人部屋。

この部屋には、私達が着いた時、向かいのベッドにおじさんがひとり寝ていましたが、

おじさんはまだ朝日も登らない暗いうちに、わたしたちには名前もわからない駅で降りて行きました。

それと入れ替わる様に朝6:30過ぎ、また違うおじさんがその席に来ました。

薄いブランケットと枕は取り替えられることなく、乗務員さんによって少し綺麗に畳み直されるだけ。

わたしは膝に謎の赤いポツポツが3箇所できました笑

痒くもないし、一体なにに刺されたんだろう・・・


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夜中に冷房が寒くて長袖長ズボンを引っ張り出して着込みました。

寝具はペラペラの枕と、あとこれもまたペラペラのブランケットのみなので、長袖長ズボンはあった方が良いと思います。


9:00AM フエ着

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時刻は9:00ちょっと前。

無事フエに到着しました!


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駅のホームには色々な物が売られていて、どこからともなく良い匂いが!

ゆで卵や、ゆでたトウモロコシが多く見られました。


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この時間から太陽はもう本気モード、今日も暑くなりそうです!


朝ごはん

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駅前のトゥクトゥクおじさん達の激しい客引きを交わしながら、朝ご飯を食べられる場所を探していると、駅の近くに良さそうなローカルレストランを発見。

豚肉をカリカリに揚げたものがトッピングされた米粉の混ぜ麺と、もちもちした生春巻き。

サッパリしていて美味しかったです。


カフェで時間つぶし

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ホテルのチェックインが12:00からなので、カフェで時間を潰します。

寝不足の体でこの猛暑の中、バックパックをかついで市内を散策する元気は流石にありません・・・笑

私はスイカのジュースを頼みました。

冷たくてフレッシュな甘さが染みます・・・


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なおちゃんはアイスコーヒーを。

ベトナムのコーヒーは、”濃い〜のをちょこっと”という、エスプレッソを頂くような粋なスタイルです。


風通しの良い街、フエ

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フエは道も綺麗で整っていて歩きやすいです。

お洒落なカフェや美味しいレストランも沢山あって、
けれどもゴミゴミしていないので、とてもバランスの良い場所です。


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ベトナムらしい光景。


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街並みにもちょっと洗練された都市感があります。


ホテル着!

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ホテルへ到着しました!

東南アジアのホテルは12:00にチェックイン出来るところが多く、旅人にはとても助かります。

しかもチェックアウトも12:00。

ありがたすぎます・・・!


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お部屋は綺麗に整えられていて、良い感じ!


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なんとロビーの本棚には日本の漫画が!

く・・くらもちふさこ・・!!!


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そしてなんと・・・動物のお医者さん・・・!
チョイスにセンスと時代を感じます。

実はこのホテル、昔日本人の方が働いていたらしく、今いるベトナム人のスタッフさんも少し日本語を話せる方がいます。

WiFiのパスワードを聞いたときに、いきなり日本語で「パスワードは、1から8まで」と返ってきてびっくりしました笑

一緒に働いていたスタッフから日本語を習って、今でも話せるなんて、すごいなあ。


フエの絶品晩ごはん

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フエには美味しくて素敵なレストランが沢山あります!

今日はホテルの近くのレストランへ。

こちらは私が頼んだフルーツスープです。

ココナッツスープの中にパパヤやスイカ、バナナなどのフルーツが盛り盛り!

トッピングされているローストナッツとココナッツチップが最高の組み合わせ。

これは幸せな食べ物でした・・・


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なおちゃんの頼んだカレーがこちら。

ココナッツミルクの入った海老カレーです。

あまり辛くなくて、まろやかで、とても美味しい!

大きめにごろっと入った素揚げのポテトが、味しみしみで抜群に美味しかったです。


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揚げ春巻きも、サックサク・・・


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お酒が好きな人にとっては大切な東南アジアの楽しみの一つ、ビール!

ベトナムのサイゴンビールです。


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ロータスティーも美味しかったです。

ポットのティーを頼むと、シェア出来るようにティーカップをふたつ持ってきてくれる心遣いが嬉しいです。


美しいフエの夜

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涼しくなってきた日暮れ後、フエの若者達は川沿いのカフェやマーケットへ繰り出します。

私たちも食後に川沿いを散歩。


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イルミネーションや遊覧船で、川沿いはゆらゆら、キラキラと、輝いていました。


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学生達の憩いの場になっているようです。

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おもちゃを売っている屋台もあります。

カップルや学生達だけでなく、子連れや老夫婦の姿もたくさん。

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それぞれみんな、フエの夜を楽しんでいます。


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わんちゃんも、うとうと・・・

心地良い風が流れます。


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帰り道でフエの旧市街で見かけたチェーの屋台!!

メッッチャクチャ美味しそう!!!!

残念ながらお腹いっぱいだったので、是非とも明日頂いてみたいです。


旅の日課

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私たちは毎日交代で日記と家計簿をつけています。

今日はなおちゃんの番。

旅をしていると毎日が濃ゆ過ぎて、忘れたくない一瞬があり過ぎて。

いつもなるべくその日のうちに、今日何があったかを書き留めています。

さて、明日は朝からバイクでフエをまわるので、今日は日記を書いたら早めに寝ることにします。


旅のスケッチ

夫婦東南アジア旅Day5.ベトナム・ニンビンの大自然へ~ボートツアーとハンムアビューポイント~

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ベトナムはニンビン。

世界遺産の遺跡群と大自然の街。

今日は1日かけてニンビンを巡ります!



雨上がり、宿で朝食を

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朝はホテルの無料朝食をいただきました。

いろいろメニューがあったけれど、私はバゲットとオムレツにベトナムティーを。

なおちゃんは、バゲットにチーズとコーヒー。


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9月終わりのベトナムは雨季。

深夜は物凄いスコールでしたが、一夜あけたら雨は上がり、曇ってはいますが暑すぎず観光日より!

バイクは宿でレンタルしました。

さて、今日の目的地へ出発です!


世界遺産 チャンアン名勝・遺跡群のボートツアー

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バイクを走らせること約20分。

今日の一番の目的は、チャンアン名勝・遺跡群を巡るボートツアー!

チャンアンは、ベトナムの世界遺産のひとつです。

カルスト地形の景勝地で、広大な自然とその地形の面白さを堪能できます。


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ツアーのボートは4人乗り。

全て手漕ぎです。

料金は一人1,100円ほど。

3時間弱かけて、世界遺産の地をおばちゃん達が手漕ぎボートでぐるっとまわってくれます。

ツアーには3つのコースがありますが、昨夜の激しいスコールで水位が上がり、今日のコースはひとつだけ。

頭を屈めないと通れないような鍾乳洞の洞窟を潜り抜ける箇所があるので、
その日の水位によっては行けないコースが出てくるようです。


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さあ出発です!


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曇り空ですが、絶景。


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広大なスケールに目を見張ります。


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こんな感じで鍾乳洞の洞窟を潜り抜けます!

暗い洞窟の中、音まで吸い取られてしまったように静かです。

とっても非日常で神秘的な体験です。


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洞窟を抜けた先の景色もまた絶景・・・


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途中で寺院にも立ち寄ってくれます。

その装飾美は、荘厳、豪華絢爛。


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景色はひたすら絶景!なんて特別なツアーなんだ!!


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約2時間半かけて、4つの洞窟と3つの寺院を巡りました。

何とも充実した素晴らしい時間、これでひとり1,100円は安すぎる!!!

船の類が苦手な私ですが、このツアーは本当に参加して良かったと心から言えます!

ボートのおばちゃんも、乗り合わせたベトナム人夫婦も、

言葉は通じずとも私たちがボートの乗り降りをする際、笑顔で手を貸してくれたり、

興奮した私たちが寺院からなかなかボートに戻ってこなくても、にこにこと待ってくれました。


素敵な出会いだったなあ。

ベトナムの観光地としてはハロン湾が有名ですが、

ハロン湾はあまりにも有名すぎるため、チャンアン名勝・遺跡群の方が静かで趣があるようです。

是非足を延ばしてこちらも訪れてみてください!


ニンビン名物・ヤマヤギ料理

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さて!本日のランチは、ニンビン名物の山ヤギ料理です。

私たちは「Nhà Hàng Dê Chính Thư」というローカルレストランで山ヤギ料理をいただきました。

スタッフさん達は英語を喋りませんが、
10代の若いお兄ちゃんが携帯の翻訳機能を上手に使って、親切に手際良く注文をとってくれました!

私たちが頼んだのは、蒸したヤギ肉と炒めたヤギ肉。

ハーブとライスペーパーと木の実の酢漬けが付いてきました。


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ライスペーパーにハーブとヤギ肉、味噌だれ風のソースをくるくるっと巻いて、いただきます!

ヤギ肉は全く臭みがなく、柔らかくておいしい。

ソースもとても日本人の口に合います。

山ヤギ肉は、レモンバームと一緒に食べるのが伝統的な食べ方らしく、香りが強めなハーブが沢山付いてきました。

ちなみに私はまだ少しバテ気味だったので、木の実のピクルスがさっぱりしていてめちゃくちゃ美味しかったです・・・!!

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バックヤードには、カラフルなキッチン用具にハーブが溢れていていました。


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ニンビンの田舎道。


落ち着くなぁ。


Hang Mua ビューポイント

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さて、午後はサンセットに合わせて「Hang Mua(ハンムア)ビューポイント」へ!


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Hang Muaのビューポイントは、ニンビン屈指の絶景ポイントなのです。

ちなみに入場料は一人500円ほど。



中には花々が咲き誇る綺麗な庭園が広がっていて、こんなフォトスポットもありました。

奥にずーっと広がる景色が、壮大です。


さて、もっと素晴らしい景色が見られるであろう山頂へ向かいましょう。


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頂上からの景色がこちら!

ただ、この景色を拝むまで、ステップのばかでかい石畳を500段登らなければなりません。

めちゃくちゃ暑いベトナム、夏バテの私、本当にで辛い・・・!

それでも、この絶景を前にしたら疲れなんて忘れてしまいます。

夕陽に染まるタムコック川を一望。

みんな言葉を忘れてこの景色に見入っていました。


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左手を向けば、ニンビンの田園風景と街並みも一望できます。

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ビューポイントは2つに分かれていて、反対側の山頂もなかなかの絶景です!


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これぞ汗だくで登った先の、最高のご褒美。


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本当はもう一つ寄り道したい寺院があったのですが、バイクのライトが壊れていて点かないことが発覚!

田舎道はかなりボコボコで暗く、ベトナム人はみんなベイクの運転が荒いので、

暗くなってしまう前に急いでホテルまで帰ることに・・・笑

バイクのライトが点くかどうかは、借りる際に確認すべきだったなぁと勉強させてもらいました。


PM9:44 寝台列車でフエへ

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今夜の宿は寝台列車です。

目的地はベトナム、フエ。

ニンビンからフエまで約11時間の旅。

フエに着くのは翌朝8:45。

初寝台列車の旅へ、行ってきます!


旅のスケッチ

夫婦東南アジア旅Day4.ハノイ→ニンビン~ベトナム南北鉄道の旅~

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こんにちは、ハノイ4日目です。
今日はベトナム南北鉄道でハノイからニンビンまで移動します。

カフェで列車の時間を待つ

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昨日ゆっくり休んだら少し食欲が戻ってきました。

まだまだ先は長いので、ここで無理に動かず、カフェでゆっくり列車の時間を待つことに。

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ビジネスの打ち合わせで使われたいるような、ハノイでは少し高級なカフェ。

座席は広く、エアコンも効いていて、店員さんも英語が喋れて親切でした。

ベトナムはエアコンがなく、扇風機のみのところもたくさんあります。


南北鉄道でニンビンへ

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ニンビンまでは約2時間半。

鉄道は一人750円しないくらいです。

私たちはシートがふかふかの席をとってその値段だったので、一番ランクが低い席を取ればもっと安いかと思います。

日本に比べたらとても安い!


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こんな感じの列車に乗り込みます。

座席は進行方向を向いているシートが半分、逆向きが半分。

私たちは逆向きでした・・・笑


カオス!ベトナム海軍の若者軍団

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発車直前に、何とベトナムの海軍と思われる若者たちがドドッと乗車してきました!

扇風機を持ち込んだり、音楽爆音で流したり、正直とても賑やかで・・・そして、みんな、足と服、訓練終わりの匂いがすごいです(笑)

ベトナムの列車では、こんなランチプレートの様な車内販売があり、ご飯に好きなおかずを盛り付けてもらえます。

今回ばかりはこの図がめちゃくちゃ学食に見える・・・笑

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海軍の子がジュースぶちまけるだの何だので、図らずともこの車両だけカオスな列車旅となってしまいましたが、地元の人に混じって移動するからこその出会い。

こういう珍道中がまさに旅の醍醐味です。


PM6:15 ニンビン到着

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列車を降りると外は雨が上がり、代わりに暗くなっていました。

ほぼ遅れることなく、ニンビンに到着です。

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南北鉄道はハノイとホーチミンを繋ぐ鉄道です。

この列車は私たちを下ろした後もまだまだずっと、ホーチミンまで向かっていきます。

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ニンビンは、ハノイと打って変わって静かです。

自然の多い田舎町のような雰囲気。

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私達のホテルは駅からすぐ近くのホテル。

ホテルのママが何とも屈託のない、とても素敵な感じのママでした。

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ここに一泊お世話になります。

染みる地元メシ

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朝からほとんど何も食べていない私は腹ペコ・・・

レストランを探して近隣をぐるぐるしてみますが、どうもいい感じのお店が見当たりません。

ニンビンは田舎なので、付近のレストランはどうやらほとんど閉まっている様子・・・

お腹すいたよ〜〜〜となっていた時、明るい光が!レストラン発見!

おばちゃんが笑顔で招き入れてくれます。

頼んだのはフォーの野菜炒めのような一品。

シンプルで優しい味が、染み渡ります・・・


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こちらの焼きそばも、絶品!

インスタントヌードルを野菜と肉で炒めただけなのに、味付けが何とも美味しい!

生き返りました!


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おばちゃんがサービスでくれた龍眼。

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みずみずしくて、ぷりぷりで、ジューシーで、とにかく美味しい!

夜になってもジメジメと暑いし、こんな夜にフレッシュフルーツは最高です。

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なおちゃんはサイゴンビール。

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実はこのお店、古いお店の隣に新しい店舗をオープンしたらしく、今日がそのオープン記念日だったのです。

夜遅くまで親族や友達が集まってワイワイとパーティが行われていました!

こんな時間まで賑わっていたのはそのためだったのね。


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お店のママに「お祝いの日だから、あなたたちも一杯どう?ワインあるわよ!」と言われ、私たちもお店のオーナーに「Congratulation!」と挨拶。

嬉しい夜に、みんなでおいしいご飯とお酒ににこにこ。

何だか元気をもらいました。

ニンビン、着いたばかりの私たちを暖かく迎え入れてくれてありがとう。

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夫婦東南アジア旅Day3 ハノイ*トレインストリートと民族博物館

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こんにちは、ハノイ3日目です!

今日もハノイは湿度と排気ガスとクラクションの音がすごいです。

正に日々発展を遂げているベトナム。そんなベトナムの中でも特に、人と物と熱気が溢れかえる街、ハノイ。

今日もバイクでそんなハノイ市内を観光します。


朝ご飯は屋台のChe(チェ)

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ベトナムで楽しみにしていた食べ物のひとつ、Che(チェ)!

Cheとは、色々な具材がミックスされた東南アジアのデザートです。

こちらはもちもちのおこわに甘いシロップがかけられたもの。

あったかくて、優しい甘さで、とても美味しい!

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こちらは冷たいChe。

豆腐と蓮の実と薬膳ゼリーに甘いシロップと氷。


透き通る甘さが美味しい!サッパリとしていて冷たくて、このうだるような暑さに効きます。

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Cheの屋台の子どもも、私たちと同じ様にCheで朝ご飯。

この屋台をはじめとするハノイの旧市街地の屋台は、英語のメニューがない場所が多く、また屋台のおばちゃんも英語話せないので手差しとジェスチャーで注文です。

ちなみに今回のChe、お値段はふたつ合わせて280円程。

ひとつ140円、安い!!

カラフルでかわいい!トレインストリート

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朝ご飯のあとは「トレインストリート」へ。

ハノイの有名な観光スポットで、線路のすぐ脇にカラフルな民家やカフェが立ち並ぶ景色は思わず写真を撮りたくなる可愛さ!

東南アジアでは、線路のすぐ脇に家が立ち並ぶ光景をよく見かけますが、特にここ、ハノイのトレインストリートでは観光スポットとしてお洒落な装飾やウォールアート、カフェを楽しむことができます。

もちろん時間になれば本当に目の前を列車が走ります。

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私たちに色々な話をしてくれたのがここに住む地元のおじちゃん!

親切でフレンドリーな彼は英語で、私たちにトレインストリートについて色々教えてくれました。

トレインストリートは観光地として有名で、もちろんここに住む人達はそれによってお金を得ています。
ですが、列車が来ているのにそれに構わず線路に立ち入り、写真を撮ろうとするマナーの悪い観光客がどんどん増えているせいで、最近では警官がトレインストリートを封鎖し始めているようで・・・。

せっかくコロナがおさまってきたのに・・・とおじちゃん。

実際にこの日も、カーキ色の制服に身を包んだ警官が、トレインストリートへの立ち入りを制限していました。


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これはおじちゃんが飼っている鶏。

ベトナムではよく家で鶏を飼っているのを見かけます。

ちなみにおじちゃんの仕事はメカニック!

バイクや自転車の修理屋さんでした。

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色とりどりの花や民家、なんともベトナムを感じさせてくれる景色です。

トレインストリートでココナッツコーヒーを

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せっかくなのでコーヒーを注文。

こちらはアイスココナッツコーヒー。

ココナッツシェイクにエスプレッソが注がれています。甘すぎず、でもココナッツの甘い良い香りが鼻腔に抜けて、美味しい~!

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こちらはホットのホワイトコーヒー。

所謂ベトナムコーヒーです。

ビターなエスプレッソにコンデンスミルクの甘さが抜群に合います。

ベトナムコーヒー豆は、苦味の強いロブスタ。

ベトナムコーヒー専用のドリッパーがあり、それでゆっくりゆっくり苦くて濃いコーヒーを抽出します。

そこに甘い甘いコンデンスミルクを入れて飲むのが一般的な飲み方です。




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24時間365日せわしないハノイですが、ここではゆっくりとした朝の時間が流れています。

ベトナム民族博物館へ

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おじちゃんに別れを告げ、本日のもう一つの目的でもあるベトナム民族博物館へ。

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かなり広大な敷地!

緑が多い、綺麗な博物館です。

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なんとベトナムには50も民族がいるらしいです。

ここでは各民族の歴史や生活スタイルなどを知ることができます。

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こちらは伝統的な民族衣装のひとつ。

本当に見事な手仕事です・・・

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信じられない量の籠を自転車に積んで走るベトナムの人々!

漫画の世界って思ってたけど、実際こんな光景を街中で何度も目にしたので信じます・・・笑

どうやって積んで、どうやってバランス取って走るんだろう・・・

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これは私たちが昨日観た様な、タンロン水上劇の舞台。

客席があったので、以前はこの場所でも公演があったようですが、今はやっていない様子。

観光客が戻ってきたらまた始まるのかな・・・

バインミーで腹ごしらえ

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さて、今日のランチは”Bami Bread”さんのバインミー。

日本で食べるバインミーには、決まってお肉が挟まっているイメージでしたが、ベトナムに来てから玉子のバインミーがまじで一番美味しい事を発見!(私たち的に、ですが・・・笑)

甘辛いパパヤサラダとオムレツと、そしてパリッパリのバゲット・・・

抜群の愛称です!


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私たちは玉子とチキンをひとつずつ注文しました。

どちらもボリューミーで美味しい!

ちなみにお値段はひとつ120円程・・・
信じられないくらい安い・・!

チキンももちろん美味しいのですが、ベトナムに来た際は是非玉子のバインミーと、ベジタリアンバインミーを試してみてください!

【Bami Bread】
住所 : 8 P. Nguyễn Thị Định, Nhân Chính, Hà Nội, 11512 ベトナム

チャンクオック寺へぶらり

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夕方ふらりと訪れたのがこの「チャンクオック寺」。

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そこまで有名な観光地ではないおかげか、人は少なくゆったりとした時間が流れています。
地元の人も参拝に来ていました。

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御供物で目を引いたのがこの仏手柑(ぶしゅかん)。

ベトナムではよくストリートで売られているのを目にします。

この仏手柑は、中身がほとんど無くほぼ皮だけと言う果物らしく、御供物に使われたり、マーマレードなどに使われるようです。

バイクを返却

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夕方、2日間お世話になったバイクを返却。

今回ホテル近くのレンタバイク屋さんでバイクを借りましたが、こちらのオーナーさん、英語が話せる気の良い方でした。

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隣のカフェのオーナーもやっているようで、最後にベトナムティーをご馳走してくれました。

グリーンティーとジャスミンティーを合わせたような、飲みやすくて香りの良い、おいしいお茶でした。

夜はチャーハンとビアホイ

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少し街歩きをした後、晩ご飯にビアホイでビールとフライドライスを注文。

ビアホイとは、ハノイでビールが安く飲める屋台のことで、地元客で賑わっています。

私はお酒を飲まないので、なおちゃんだけビールを注文。

そして私はどうやらハノイの湿度と暑さにかなりやられたようで、食欲ゼロ・・・!

動悸と軽い吐き気と、そして少し意識も朦朧として、ホテルに帰って一刻も早く横になりたい状態です・・笑

水や食べ物に当たった感じではないので、おそらくいきなりの暑さと人混みに体がついていかなかった模様です。

なおちゃんがお粥を買ってきてくれるも、全く食べられず・・ポカリだけ飲んでとにかく寝ることに!

海外で体調崩すと、心細くなるんだよな〜と、久々の感覚を思い出しました・・・


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夫婦東南アジア旅Day2. ベトナム🇻🇳ハノイ~レンタバイクで旧市街観光~

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Vietnam Day2. in Hanoi


ハノイの朝ごはんは”おこわ”

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私たちが朝ごはんに来たかったお店『COFFEE 31』

ハノイ出身のバトナム人の友達が教えてくれたお店です。

このおこわ、チキンの出汁で炊いたもち米に、フライドオニオンと豚肉のハムが添えられています。そして上に乗っているふわふわのさきイカのような物は、なんと元は豚肉!

水分が飛ぶまで炒めた豚肉を、細かく割いて乾燥させたもので、作るのがとても大変らしいです。
美味しいよ~!

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ベトナムにはあっちにもこっちにも犬がいます。


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ベトナムの朝は早い。
みんな朝早くから仕事へ行くので、朝ごはんの屋台も朝早くからOPENしています。

バイクでハノイをまわる!

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さて!今日はレンタバイクでハノイを観光します!

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ちなみにバイクは一日150VND。

日本円で約900円ほどです。

ただ、ベトナムはバイク本当に社会。マリオカートなみのスタートダッシュとカオスな走りなので、わたしには運転不可能…全てなおちゃん(夫)が運転担当となります。

たまたま通りかかったお寺のような場所で、何かのセレモニーが行われていたので立ち寄ってみました。

伝統的な装束に身を包み、楽器を準備している人がたくさんいました。

どこを見てもベトナムはカラフルです。

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お昼寝をするおじちゃん達が、なんだかいい感じ…

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それにしても、あっついなぁ!!


エッグコーヒーでひとやすみ

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ベトナムで飲んでみたかったエッグコーヒー!

ここのお店は、店内の至るところに植物が飾られていて良い雰囲気。

エッグコーヒーは、飲み物というよりも甘いデザートという感じでした!

上にホイップされた甘いエッグカスタード風味のフォームが乗っていて、その下にとろとろの甘いエッグカスタード?(なんと表現したらいいのでしょう…?笑)そして下にエスプレッソという、ベトナムらしい飲み物です。

こちらの珈琲豆はロブスタの濃厚苦味を持つ豆なので、やはり甘い味と良く合います。


ベトナム女性博物館

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ハノイで行きたかったベトナム女性博物館へ。

ベトナムの女性がどんな歴史を辿ってきたか、結婚の際の衣装、ベトナム戦争のときの女性の生活など、ベトナムにおける女性の歴史が学べます。

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これは結婚式の際に花嫁さんが頭に被る布です。

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手刺繍の布達、なんて美しい仕事なんでしょう。

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ベトナム戦争のときには、女性の軍隊もあったといいます。
今でもベトナムでは、女性が出稼ぎに出て、男性が家で子育てをしているという家庭も多いようです。

屋台や物売りも、見かけるのはほとんど女性。

ベトナムの女性は強いなあ。

夜はタンロン水上劇場にて

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夜はタンロン水上劇場で、ベトナムの伝統的な水上劇場を観ました。

約1時間の公演で、チケットはなんと一人600円!めちゃくちゃ安いです…

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伝統的な楽器の演奏をバックに、次々と種類の違う人形が出てきてはストーリーが展開されていきます。

伝統的な演目がいくつもテンポよく繰り広げられていくので、飽きないし、ベトナム語は分からないけれど見ているだけでとてもおもしろいです。

 

オバマさんも食べに来た『ブン・チャー』

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夕食は、オバマさんも食べに来たというお店で「ブン・チャー」をいただきました!

食感の良い豚肉のつくねが入った甘酸っぱしょっぱいスープに、好きなだけハーブと葉野菜を入れて、細い米粉麺を漬けて食べるつけ麺のような感じ。

これがめっちゃくっちゃ、美味しい…!!

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そしてこのドでかい海鮮春巻きがまた…!
皮は揚げたてのパリッパリ!中にはジューシーな具がたっぷり…たまりません…


路上での結婚式

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余談ですが、ベトナムでは路上での結婚式を見かけます。

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これはわたしたちのホテル近くの写真。

このときばかりはマリオカート並みに爆走するバイクの皆様も足を止めて、にこにこと笑顔で拍手を送っていました。

街みんなで祝福する、その距離感の近さがとても素敵でした。


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夫婦東南アジア旅Day1. ベトナム🇻🇳成田→ハノイ~ベトナム初めにフォーとバインミー~

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Vietnam day1.

2022年9月13日から約2ヶ月かけて、夫婦でアジア4ヵ国を旅しました。

訪れた国は、ベトナム、カンボジア、タイ、ラオス。

この東南アジア旅行のシリーズでは2ヶ月間の旅の様子をリアルにご紹介していきます!


成田空港からハノイへ

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成田空港からハノイまでは約6時間弱のフライト。

私たちの相棒柴犬達も一緒に行きます。

茶色い方がコタロウ、黒い方がクロマル。

ちなみにコタロウは私と一緒にアリゾナにもニュージーランドにも行った、旅慣れた相棒です。



ハノイ空港からバスで旧市街地へ

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私たちのホテルは旧市街地にとりました!(ホテル探しはなおちゃんが得意)

バスで40分程。道路ではクラクションがひっきりなしに鳴りひびいていて、今回が初アジア旅行のわたしにとってはビックリ!


念願のバインミー!

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ホテルに着いたのがもう夕方だったので、早速散歩がてらの腹ごしらえ。

着いたらフォーとバインミーを食べようね!と、飛行機の中から2人で楽しみにしていましが、
期待以上に本場のバインミー、うま!

野菜好きな私たちは、ベジタリアンのバインミーをチョイス。中に入っている青パパヤが最高です!日本でこの具材はなかなか無いよ〜!



おまちかねのフォー!

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汁ありフォー。美味しいに決まっている。

机の上にあるライムとチリを自由にかけて良いスタイル。

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そしてこちらが本当に美味しかった、汁無しフォー!

混ぜ麺スタイルです。

少しナンプラーの風味がする醤油タレが、とっても食べやすくて美味しかった・・・

どうして美味しいものって一瞬で無くなるんでしょう・・・

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店内のお姉さん方もとっても優しく、私たちの指差し注文にも笑顔でにっこり!

屋台は英語が通じないお店が多いですが、体当たりで行けばみんなどーん!と受け止めてくれます!笑

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来てみてはじめに驚いたのが、ハノイは本当にバイクがカオスです!

小学校のお迎えもバイク、屋台にもバイクのまま並びます。



カラフルなハノイ

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街のどこを切り取っても、カラフルな街ハノイ。

明日からはバイクをレンタルして、3日間ハノイをまわります。


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東南アジア旅行の持ち物

2021年から2022年にかけて約一年、夫婦で日本一周してきました。

今回の記事は、日本一周後、2ヶ月かけて東南アジアを周った際の持ち物の紹介です。
訪れた国はベトナム、カンボジア、ラオス、タイ。

持っていったものと、実際にどうだったか、何があったら良かったかなど、

諸々含めてお話しさせていただけたらと思います。


基本装備

まず基本装備は、“35Lのバックパック&ウエストポーチ”です。

基本的にウエストポーチは肌身離さず身につけて、そこに財布、パスポート、携帯を入れ、それ以外の荷物をバックパックに入れていました。

街歩きの際は、なおちゃん(夫)のバックパックに着脱可能なミニリュックサックが付いていたので、そこに二人分の必要な荷物を入れて行動していた感じです。

長距離移動の際にはカチッとバックパックにつけて、街歩きの時はこれまたカチッとリュックサックだけ取り外して持って行けたのでかなり便利でした。


持ち物一覧

貴重品
・パスポート
・携帯(今回SIMは用意しません)
・英語の陰性証明書
(※2022年9月の時点では、カンボジア、ラオスで必要でした。)

洋服
基本的にはTシャツ3枚・ズボン2枚・下着3着です。
・Tシャツ×3
・長袖×1
・下着×3
・ワークマンの畳める長ズボン×1
・半ズボン×1
・水着
・薄手の羽織物×1
・UNIQLOウルトラライトダウン×1
・靴下×1
・靴 : KEENの爪先がカバーされたタイプのサンダル
 (*本当は暑いのでギョサンタイプの楽々サンダルがいいのですが、東南アジアは道路の水たまりの水が汚いことも多々あるため爪先がカバーされていると安心かと思います。)

日用品
・ワイヤーロック
(*わたしと夫二人分のバックパックを止められるように、ワイヤーが長めのものを一つ)
・アルコールスプレー(ミニボトル)
・アルコールフリーの体拭きシート 
(*アジアは暑く、埃っぽいです。わたしは肌が弱くアトピーになりやすいので、シャワーを浴びられないときのために持っていきました。)(→実際に体を拭く目的ではそこまで使いませんでしたが、普通にお手拭きとして便利でした。)
・顔用の日焼け止め
(*身体に塗るようは現地で購入。わたしは顔が強い日焼け止めで肌荒れしやすいため、いつも自分のものを一つ持っていきます。)
・カッパ (*私たちはバイク移動が多かったので必須でした)
・折りたたみ傘
・ぼうし
・MP3プレイヤー
(*音楽は必需品!個人的にはwifiがなくても使えるMPSプレイヤーがおすすめです。)
・アイマスク・耳栓
・充電器
・変換プラグ
・カメラ(TGという防水カメラ)
・生理用ナプキン(*最低限の量。あとは現地で購入します。)
・常備薬(*長距離バスや寝台列車でも移動が多かったので、酔い止めは持って行きました。)
・水に流せるポケットティッシュ
(*トイレットペーパーがないところも多いようなので、2つほど。あとは現地で購入します。)
・iPad
(*絵を描くようと、色々調べ物用。ふたりで使います。)
・折りたたみバケツ、粉石鹸(洗濯用)
・モバイルバッテリー

お風呂道具
・石鹸×1
・化粧水
・シェーバー×1
・ボディクリーム

絵を描く用に
・ノート一冊
・鉛筆×2本
・ペン

その他…
・薬
・英語の薬剤証明書
※わたしは今服薬中なので、必要でした。
特にタイは漢方薬の持ち込みに厳しいらしく…。
かかりつけの先生にお願いして書いてもらいます。1通5500円でしたが、空港で揉めて没収になるよりはいいと思います。(→結局今回タイへはカンボジアからバスで入国したので必要ありませんでした。ただ、飛行機で移動して入国する際には薬剤証明書の提示を求められるようです)



その他の備え


こんな感じでざっくりと紹介しました。
ズボンを2つしか持っていかないのは現地でタイパンツを買おうと目論みでしたが、タイのマーケットが良すぎて上下3着ずつくらい服を買ってしまったので、本当に服は少なめに持っていった方が良いです!

日本を立つ前、現地の友達に服装について色々聞いたのですが、9月のベトナムはまだ暑いため、薄い羽織物が一つあればOKとのことです。

カンボジア、ラオス、タイも同じような感じの様です。

ただ、空港が寒いので、長袖と靴下はひとつあると良いかなと思います。

実際に靴下は空港と機内でかなり重宝しました◎

また、これを持って行けば良かった・・・という備品なのですが、

私たちはハノイの排気ガスで喉をやられたり、長旅の疲れや長距離バス&寝台列車の乾燥で喉風邪を引いたりしたので、トローチや喉ぬーるスプレーなど、喉をケアするアイテムをしっかり持って行けば良かった・・・と思いました。

一応トローチは少し持っていったのですが、結局全然足りずに現地の薬局を探し回ったので・・・

現地でももちろん調達はできますが、自分にはこれ!というアイテムがある場合、持っていかれると安心かもしれません。